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暗号資産について解説!

暗号資産の価値:その本質と背景

はじめに: 新聞やニュースでよく見かけるようになった暗号資産。ビットコインイーサリアムといった名前を聞いたことがある人も多いでしょう。でも、「なんでただのデジタルデータがお金としての価値を持つんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか? しかし、ネット上の記事などは、難しい細かな技術ばかり詳細に説明していて、結局なんなのか分かりにくいですよね。この記事では、そんな暗号資産の価値について、分かりやすく解説していきます。

私たちの周りには、様々な「価値」のあるものがあります。例えば、人気アーティストの限定グッズは、多くの人が欲しがるため、価値が高くなります。これは、需要と供給のバランスで価値が決まるという経済の基本的な考え方です。暗号資産も同じように、多くの人がそれを求め、利用することで価値が生まれるのです。

※仮想通貨投資を推奨する記事ではありません。投資は自己判断で行いましょう。自己判断のための知識をつかるための記事として利用いただけると幸いです。

「価値」って何だろう?

価値があるものはお金で買えるものだけではありません。例えば、友達との楽しい時間や、目標を達成した時の達成感など、お金では買えないけれど私たちにとって大切なものも価値があります。価値は人によって違うこともあります。ある人にとって価値のあるものでも、別の人にとってはそうではない、ということはよくありますよね。

お金の役割:物を交換する便利な道具

私たちが普段使っているお金は、物を買ったり、サービスを受けたりする時の「交換の道具」として使われています。昔は、自分が持っている物と相手が持っている物を直接交換する「物々交換」が行われていましたが、これはとても不便でした。例えば、魚を持っている人が米を欲しがっても、米を持っている人が魚を欲しがるとは限りません。

そこで、みんなが共通して価値を認める「お金」が生まれました。お金を使うことで、欲しい物を持っている人を探す手間が省け、物の値段を比べることも簡単になります。お店の人がお金と商品を交換してくれるのは、そのお金を使って、お店の人もまた別の物を買うことができるからです。

ブロックチェーン:みんなで使う安全なノート

暗号資産を理解する上でとても重要なのが、「ブロックチェーン」という技術です。ブロックチェーンは、みんなで使う特別なノートのようなものです。このノートには、お金のやり取りの記録が、いつ、誰から誰へ、いくら送られたかが順番に記録されています。そして、このノートは世界中のたくさんのコンピューターで共有されているため、誰か一人が勝手に書き換えたり、嘘の情報を書き込んだりすることが非常に難しい仕組みになっています。

このノートの記録は、「ブロック」と呼ばれる箱にまとめられて、それが鎖(チェーン)のように繋がっています。新しい取引の記録は新しいブロックとして追加され、一度記録されたブロックは過去のブロックと繋がっているため、後から内容を改ざんすることが極めて困難です。

ページ番号 記録された日時 送金者 受信者 金額
1 2024年5月15日 10時00分 Aさん Bさん 100円
1 2024年5月15日 10時05分 Cさん Aさん 50円
2 2024年5月15日 10時10分 Bさん Dさん 200円
... ... ... ... ...

このように、ブロックチェーンには、誰がいつ、誰に、いくらお金を送ったかの記録が、まるで銀行の通帳のように正確に記録されていきます。そして、この情報はみんなで共有されているため、透明性が高く、不正が行われにくいのが特徴です。

暗号資産はブロックチェーン上のデジタルなお金

暗号資産は、このブロックチェーンという仕組みを使って、インターネット上でやり取りされるデジタルなお金です。普段私たちが使っている紙幣や硬貨のように、手に取ることはできませんが、ブロックチェーンに記録されていることで、誰がどれくらいの暗号資産を持っているかが明確になります。

これだけ聞くと、不安になりますよね?でも、ここで考えていただきたいのが皆さんの銀行口座の通帳です。給料が振りこまれたとき、ただあなたの通帳という名前の台帳に、会社からあなたに〇〇円振り込まれたという書き込みが1行あるだけですよね?また、フリマなどで相手に銀行振込をしたとき、あなたの通帳(台帳)には、相手に〇〇円振り込んだという1行の書き込みが増え、相手にはあなたから〇〇円振り込まれたという1行が書き込まれるだけです。

でも、みなさんこのたった1行の書き込みで、お金がやり取りされたことを確信していますよね?これと、ブロックチェーン上の台帳では同じことが起きているだけなのです。

なぜ暗号資産に価値があるのか?

暗号資産がなぜお金としての価値を持つのか、その理由はいくつかあります。

  1. みんなが「価値がある」と信じているから: 私たちの使うお金も、それ自体に価値があるわけではありません。例えば、一万円札はただの紙ですが、みんなが「これは一万円の価値がある」と信じているからこそ、お店で物と交換できるのです。暗号資産も同じで、多くの人が「これは将来価値が上がるかもしれない」「便利な決済手段だ」と信じて利用したり、保有したりすることで、その価値が生まれます。

  2. 希少性がある場合があるから: 一部の暗号資産には、発行枚数に上限が決められています。例えば、ビットコインは2100万枚までしか発行されないことがプログラムで決まっています。このように発行枚数が限られていることで、需要が高まれば価値が上がりやすくなります。これは、限定生産された商品が高値で取引されるのと同じ原理です。

  3. ブロックチェーン技術による信頼性: ブロックチェーンは、その分散された仕組みと高いセキュリティによって、取引の記録を安全に保ちます。中央の管理者がいないため、特定の機関による不正な操作が難しく、透明性が高いのが特徴です。この信頼性の高さが、暗号資産の価値を支える大きな要因となっています。もし、暗号資産の取引記録が簡単に改ざんできてしまうような仕組みであれば、誰も安心して利用することはできませんよね。

マイニング:新しいコインが生まれる仕組み

暗号資産の中には、「マイニング(採掘)」という特別な方法で新しいコインが発行されるものがあります。マイニングは、単に新しいコインを生み出すだけでなく、ブロックチェーンの安全性を維持するために非常に重要な役割を果たしています。

ブロックチェーンに新しい取引の記録を追加するためには、ネットワークに参加している「マイナー」と呼ばれる人たちが、高性能なコンピューターを使って複雑な計算問題を解く必要があります。この計算は非常に難しく、一番早く正解を見つけたマイナーが、その新しい取引の記録をまとめた「ブロック」をブロックチェーンに追加する権利を得ます。

そして、この計算作業に対する報酬として、その暗号資産の新しいコインが、そのマイナーに与えられるのです。これは、まるで鉱山で鉱物を採掘するのに似ているため、「マイニング(採掘)」と呼ばれています。マイニングによって、新しいコインが市場に少しずつ供給されていくと同時に、取引の記録が正確にブロックチェーンに追加され、ネットワーク全体の安全性が保たれるという仕組みになっています。ただし、全ての暗号資産がマイニングによって発行されるわけではありません。

結論:暗号資産の価値は、信頼と技術によって支えられている

暗号資産が価値を持つのは、多くの人がその価値を信じていること、そしてその取引を安全に記録し、管理するブロックチェーンという革新的な技術が存在するからです。まだ新しい技術であり、価格変動が大きいなどの課題もありますが、その可能性に注目が集まっています。

今回の解説で、暗号資産がなぜ価値を持つのか、少しでも理解が深まったなら幸いです。これからも新しい技術や経済の動きに注目して、賢い消費者、そして社会の一員として成長していきましょう。

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