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Xiaomi Pad 7 vs Xiaomi Pad 6:どちらを選ぶ?最新モデルと旧モデルを徹底比較

Xiaomi Pad 7 vs Xiaomi Pad 6:どちらを選ぶ?最新モデルと旧モデルを徹底比較

目次

はじめに

Xiaomi(シャオミ)のタブレットは、その高いコストパフォーマンスと充実した機能で日本国内でも注目を集めています。特に、動画視聴やゲームといったエンターテイメント用途から、ビジネスシーンでの利用まで幅広く対応できるXiaomi Padシリーズは、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。

この度、Xiaomiの最新タブレットであるXiaomi Pad 7が日本で発売されました。本記事では、これからXiaomi Padの購入を検討している方に向けて、最新モデルのXiaomi Pad 7と、その前モデルであるXiaomi Pad 6を徹底的に比較します。両モデルのスペック、機能、価格の違いを詳しく解説し、読者の皆様がご自身のニーズに最適な一台を見つけるための一助となることを目指します。

Xiaomi Pad 7の詳細情報

日本での発売日と価格

Xiaomi Pad 7は、2025年3月13日(木)に日本で発売されました 。これは、「創る、観る、AIタブレット」というキャッチフレーズと共に発表され、11.2インチの高精細3.2K解像度ディスプレイを搭載している点が強調されています。

価格は、8GBのRAMと128GBのストレージを搭載したモデルが54,980円(税込)です 。特に、発売日から2025年3月31日までの期間には、早割価格として49,980円(税込)で購入可能です!

また、8GBのRAMと256GBのストレージを搭載したモデルは64,980円(税込)で提供されています。このように、Xiaomi Pad 7は発売当初に割引キャンペーンが実施され、早期購入を検討していたユーザーにとって魅力的な価格設定となっています。

販売チャネルは多岐にわたり、Xiaomi Storeの実店舗やオンラインストア(mi.com)、Xiaomi公式 楽天市場店、Amazon.co.jpなどが含まれます。 さらに、エディオン、コジマ、上新電機ソフマップビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラといった主要な家電量販店でも、主に8GB/256GBモデルが取り扱われています。

一方、8GB/128GBモデルは一部販路が異なるため、購入を検討する際には注意が必要です 。この幅広い販売チャネルの展開は、消費者がXiaomi Pad 7を容易に入手できる環境を提供しています。

さらに、Xiaomi Pad 7シリーズ用のアクセサリーとして、フォーカスキーボードが22,980円(税込)、スクリーンプロテクターが2,980円(税込)で同時に発売されています。タブレット本体とこれらのアクセサリーを同時に購入することで、最大1万4500円オフになるキャンペーンも実施されています。このようなアクセサリーの提供と割引キャンペーンは、XiaomiがPad 7を単なるタブレットとしてではなく、周辺機器と組み合わせることで多様な用途に対応できるデバイスとして提案していることを示唆しています。

主要スペック

Xiaomi Pad 7は、最新の高性能ミドルレンジプロセッサであるSnapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platformを搭載しています。これは旧モデルからの大幅な性能向上が期待できるポイントです。

RAMは8GBのLPDDR5X規格を採用しており、高速なデータ処理を実現します。

ストレージは、128GBモデルがUFS 3.1規格、256GBモデルがより高速なUFS 4.0規格となっています。このストレージ規格の違いは、256GBモデルにおいて、より高速なデータ転送速度やアプリの起動速度の向上に貢献すると考えられます。

ディスプレイは、11.2インチの3.2K(3200×2136)LCDを採用し、144Hzのリフレッシュレートに対応しています。アスペクト比は3:2となっており、これはウェブ閲覧やドキュメント作業といった生産性向上に寄与する比率です。

最大輝度は800nitsに達し、Dolby Vision®とHDR10にも対応しているため、非常に高品質な映像体験が期待できます。この高解像度、高リフレッシュレート、そしてHDR規格への対応は、Xiaomi Pad 7がエンターテイメント用途においても優れた性能を発揮することを示唆しています。

カメラは、リアが13MP(f/2.2)、フロントが8MP(f/2.3)となっています。

バッテリー容量は8850mAhで、45Wのターボチャージに対応しており、長時間の使用と迅速な充電が可能です。

その他のスペックとして、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、Dolby Atmos®対応のクアッドスピーカーを搭載し、最新のXiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)が採用されています。

また、別売りのFocus PenおよびFocus Keyboardにも対応しており、より多様な用途での活用が可能です。これらの要素から、Xiaomi Pad 7は総合的に高いスペックを備えたタブレットであると言えます。

注目すべき特徴と新機能

Xiaomi Pad 7のマーケティングにおいては、「創る、観る、AIタブレット」というキーワードが用いられており、AI機能が重要な特徴の一つとして強調されています。具体的なAI機能の詳細は今後のレビューなどで明らかになることが予想されますが、ユーザー体験の向上に貢献する可能性があります。

OSには、最新のXiaomi独自OSであるXiaomi HyperOS 2が搭載されています。新しいOSは、通常、パフォーマンスの向上、効率性の改善、そして最新のセキュリティアップデートや新機能の追加を含むため、ユーザーエクスペリエンスの全体的な向上に寄与すると考えられます。

ディスプレイは、旧モデルと比較して3.2Kの高解像度となり、アスペクト比が16:10から3:2に変更されました。この縦長の3:2のアスペクト比は、ウェブサイトの閲覧やドキュメントの編集といった作業において、一度に表示できる情報量が増えるため、視認性が向上し、生産性の向上に繋がります。

プロセッサには、旧モデルのSnapdragon 870よりも新しい世代のSnapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platformが採用されており、処理性能の向上が期待できます。より高性能なプロセッサは、ゲームや動画編集など、より負荷の高いタスクをよりスムーズに処理することが可能にします。

充電速度も向上しており、旧モデルの33W充電に対して、Xiaomi Pad 7は45Wのターボチャージに対応しています。これにより、充電時間の短縮が期待でき、忙しいユーザーにとって利便性が向上します。

さらに、無線LANの規格も進化しており、旧モデルのWi-Fi 6に加えて、Xiaomi Pad 7はWi-Fi 6Eに対応しています。Wi-Fi 6Eは、より高速で安定した無線LAN接続を提供するため、大容量データのダウンロードやストリーミングといった用途において、より快適な通信環境を実現します。

Xiaomi Pad 6の詳細情報

日本での発売日と当時の価格

Xiaomi Pad 6は、2023年7月27日(木)に日本で発売されました。 当時の価格は、6GBのRAMと128GBのストレージを搭載したモデルが49,800円(税込)、8GBのRAMと128GBのストレージを搭載したモデルが59,800円(税込)でした。この価格設定は、当時のハイエンドタブレットとしては比較的リーズナブルであり、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となりました。

販売チャネルは、Xiaomi公式サイト、Amazon、そして主要な家電量販店など、幅広い場所で購入することができました。

主要スペック

Xiaomi Pad 6は、当時高性能なプロセッサであったSnapdragon® 870を搭載しています。RAMは6GBまたは8GBのLPDDR5規格、ストレージは128GBまたは256GBのUFS 3.1規格を採用しています。ストレージ規格はUFS 3.1であり、Xiaomi Pad 7の256GBモデルに搭載されているUFS 4.0と比較すると、データ転送速度はやや劣ります。

ディスプレイは、11インチのWQHD+(2880×1800)LCDで、144Hzのリフレッシュレートに対応しています。アスペクト比は16:10、輝度は550nitsであり、Dolby Vision®とHDR10にも対応していました。高リフレッシュレートに対応している点は優れていますが、解像度、アスペクト比、輝度はXiaomi Pad 7にわずかに劣ります。

カメラは、リアが13MP(f/2.2)、フロントが8MP(f/2.2)となっており、リアカメラのスペックはXiaomi Pad 7と同等ですが、フロントカメラの絞り値が若干異なります。バッテリー容量は8840mAhで、33Wの急速充電に対応していました 12. バッテリー容量はXiaomi Pad 7とほぼ同じですが、充電速度はXiaomi Pad 7の方が高速です。

その他のスペックとして、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、Dolby Atmos®対応のクアッドスピーカーを搭載し、MIUI 14 for Pad(Android 13ベース)が採用されています。また、別売りのXiaomi Smart Pen(第2世代)およびKeyboardにも対応しており、周辺機器を利用することで生産性を向上させることができます。これらのスペックから、Xiaomi Pad 6は現在でも十分な性能を持つタブレットですが、最新モデルと比較するといくつかの点でスペックが見劣りすることは否めません。

徹底比較:Xiaomi Pad 7とXiaomi Pad 6

スペック比較表

項目 Xiaomi Pad 7 Xiaomi Pad 6
発売日 2025年3月13日 2023年7月27日
価格 (8GB/128GB版) 54,980円(税込) 59,800円(税込)
プロセッサ Snapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platform Snapdragon® 870
RAM 8GB (LPDDR5X) 6GB / 8GB (LPDDR5)
ストレージ 128GB (UFS 3.1) / 256GB (UFS 4.0) 128GB / 256GB (UFS 3.1)
ディスプレイ 11.2インチ 3.2K (3200×2136) 144Hz 3:2 800nits 11インチ WQHD+ (2880×1800) 144Hz 16:10 550nits
リアカメラ 13MP (f/2.2) 13MP (f/2.2)
フロントカメラ 8MP (f/2.3) 8MP (f/2.2)
バッテリー 8850mAh 8840mAh
充電速度 45W ターボチャージ 33W 急速充電
Wi-Fi Wi-Fi 6E Wi-Fi 6
Bluetooth Bluetooth 5.4 Bluetooth 5.2
OS Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) MIUI 14 for Pad (Android 13ベース)

この比較表から明らかなように、Xiaomi Pad 7は多くの点でXiaomi Pad 6から進化を遂げています。特に、プロセッサ、ディスプレイの解像度とアスペクト比、最大輝度、充電速度、最新の通信規格、そしてOSのバージョンアップは注目すべき点です。興味深いことに、8GB/128GBモデルで比較すると、Xiaomi Pad 7の方が発売時の価格が抑えられています。これは、Xiaomiが最新モデルにおいてより積極的な価格戦略を採用している可能性を示唆しています。

機能面での違いと進化

Xiaomi Pad 7では、特にAI機能の搭載が大きくアピールされています。具体的な機能はまだ明らかではありませんが、今後の情報公開に期待が集まります。また、最新のXiaomi HyperOS 2は、最適化されたユーザーエクスペリエンスを提供することが期待されます。特に、Android 15をベースとしている点は、セキュリティ面や最新機能の利用においてメリットがあります。

生産性に関わる点では、Xiaomi Pad 7が採用する3:2のアスペクト比が大きな進化と言えるでしょう。従来の16:10のアスペクト比と比較して、縦方向に広い表示領域は、ウェブ閲覧やドキュメント作業、電子書籍の閲覧などにおいて、より多くの情報を一度に表示できるため、効率的な作業をサポートします。

処理性能の向上も重要なポイントです。Snapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platformは、旧モデルのSnapdragon 870よりも新しい世代のプロセッサであり、より高いパフォーマンスを発揮することが期待されます。これにより、よりスムーズなアプリの動作や、負荷の高いタスクの処理が可能になります。

充電速度の向上も日常的な使いやすさに貢献します。45Wのターボチャージは、33Wの急速充電と比較して、より短時間でバッテリーを充電できるため、時間を有効活用したいユーザーにとってメリットとなります。

一方、Xiaomi Pad 6も、144Hzの高リフレッシュレートディスプレイやDolby Atmos対応のクアッドスピーカーなど、エンターテイメント用途においては依然として十分な機能を備えています。特に、動画視聴やゲームにおいては、滑らかな表示と臨場感のあるサウンドを楽しむことができます。

価格とコストパフォーマンスの比較

発売時の価格を比較すると、8GB/128GBモデルの場合、Xiaomi Pad 7が54,980円(税込)であるのに対し、Xiaomi Pad 6は59,800円(税込)でした。しかし、Xiaomi Pad 6は発売から時間が経過しているため、現在では価格が変動している可能性があります。中古市場やセールなどでは、より安価に入手できる可能性も考えられます。

コストパフォーマンスを考えると、Xiaomi Pad 6は現在でも十分に高性能なタブレットであり、価格によっては非常にお得な選択肢となるでしょう。特に、基本的なタブレットの用途、例えばウェブ閲覧や動画視聴などを中心に考えているユーザーにとっては、十分な性能を備えています。

一方、Xiaomi Pad 7は、最新の技術と機能を求めるユーザーにとって、その価格に見合う価値を提供すると言えます。より高い処理性能、高画質のディスプレイ、そして最新のOSといった要素は、より快適で先進的なタブレット体験を求めるユーザーにとって魅力的です。

どちらのモデルがよりコストパフォーマンスが高いかは、個々の予算や重視する機能によって判断が分かれるでしょう。

Xiaomi Pad 7のユーザーレビューと評価

Xiaomi Pad 7は日本で発売されたばかりであるため、現時点ではユーザーレビューや評価は見られません。しかし、そのスペックから、いくつかのポイントに対する期待の声が予想されます。

まず、3.2Kの高解像度ディスプレイは、非常に鮮明で美しい映像体験を提供することが期待され、動画視聴やクリエイティブな作業を行うユーザーにとって大きな魅力となるでしょう。

また、Snapdragon® 7+ Gen 3の高性能プロセッサは、スムーズで快適な動作を実現し、ゲームや高負荷なアプリの利用においても高いパフォーマンスを発揮することが期待されます。

さらに、3:2のアスペクト比は、ウェブ閲覧やドキュメント編集といった作業効率の向上に貢献すると考えられます。

今後のユーザーレビューでは、これらの点に関する具体的な評価が注目されるでしょう。

Xiaomi Pad の購入を検討する際のポイント

Xiaomi Padの購入を検討する際には、まず予算を考慮することが重要です。予算に合わせて、最適なモデルを選択しましょう。旧モデルであるXiaomi Pad 6は、発売から時間が経過しているため、価格がこなれてきている可能性があります。

次に、タブレットをどのような用途で使用するかを具体的に考える必要があります。ウェブ閲覧や動画視聴、SNSの利用などが中心であれば、Xiaomi Pad 6でも十分な性能を備えているかもしれません。しかし、ゲームや動画編集など、より高い処理能力を必要とする作業を行う場合は、より高性能なXiaomi Pad 7がおすすめです。

バッテリー持ちも重要な検討ポイントです。外出先で長時間使用する可能性がある場合は、バッテリー容量だけでなく、実際の駆動時間に関する情報を確認しましょう。両モデルとも大容量バッテリーを搭載していますが、使用状況によってバッテリーの消耗具合は異なります。

ディスプレイの品質も用途によって重視する点が異なります。動画視聴や画像編集など、画質を重視する場合は、より高解像度で高輝度なPad 7のディスプレイが有利です。一方、Pad 6も高解像度で美しいディスプレイを搭載しており、多くの場合で十分な満足感を得られるでしょう。

最後に、Xiaomi Pad 7の特徴である3:2のアスペクト比も考慮に入れると良いでしょう。ビジネス用途やクリエイティブな作業にもタブレットを活用したいと考えている場合は、この縦長の画面比率が作業効率の向上に貢献する可能性があります。

結論:あなたにおすすめなのはどちら?

Xiaomi Pad 7がおすすめなユーザー:

  • 最新のテクノロジーをいち早く体験したい方
  • 高画質で没入感のある美しいディスプレイを重視する方
  • より高い処理性能を求め、ゲームや負荷の高いアプリを快適に利用したい方
  • ドキュメント作業やウェブ閲覧など、生産性の高い3:2アスペクト比を必要とする方
  • 最新のOSであるXiaomi HyperOS 2と、AI機能に興味がある方

Xiaomi Pad 6がおすすめなユーザー:

  • タブレットの購入予算を抑えたい方
  • ウェブ閲覧、動画視聴、SNSなど、基本的なタブレット機能で十分な方
  • コストパフォーマンスを重視し、価格と性能のバランスが取れたモデルを探している方
  • 144Hzの高リフレッシュレートディスプレイで、滑らかで快適なエンターテイメント体験を求める方

最終的にどちらのモデルが最適かは、あなたの予算、タブレットの主な使用目的、そして重視する機能によって決まります。本記事で提供した情報を参考に、ご自身のニーズに最も合ったXiaomi Padを選び、快適なタブレットライフをお楽しみください。

おわりに

この記事が、Xiaomi Pad 7とXiaomi Pad 6のどちらを選ぶべきか悩んでいる皆様の判断材料となれば幸いです。最新モデルの登場は非常に魅力的ですが、旧モデルも依然として優れた選択肢となり得ます。それぞれの特徴をしっかりと理解し、最適な一台を見つけて、より豊かなデジタルライフを送ってください。